【飲む点滴!?】甘酒の健康効果と手作り糀甘酒の作り方
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【飲む点滴!?】甘酒の健康効果と手作り糀甘酒の作り方

矢崎 海里
矢崎 海里 管理栄養士・フードコーディネーター・発酵食スペシャリスト
2021.10.04

お正月やひな祭りなど、古くから親しまれている甘酒。「飲む点滴」と言われるほど、その高い健康効果が期待されています。甘酒は炊飯器を使用して手作りすることも可能で、近年のおうち時間増加で、注目が高まっています。今回は甘酒の高価や家庭での作り方をご紹介します。

※この記事は、管理栄養士の「矢崎海里」さんがご紹介しています。

作り方の前に…そもそも甘酒とは?

甘酒はご飯やお米に米こうじを混ぜて、米のでんぷんを糖化させて作られた飲み物です。「甘酒」と言いますがアルコールはほとんど含んでいません。米こうじから作られた甘酒は砂糖を使用せず、自然な甘さが特徴です。酒粕から作られる甘酒もあり、こちらはアルコールや砂糖が添加されている場合もあるので気をつけましょう。

ポイント

市販品を購入する際は成分表示をチェックして、砂糖が添加されていない、米糀由来の甘酒を選ぶのがおすすめです。甘酒はそのまま飲むほか、肉に漬け込む、ドレッシングなど料理にも活用できるので、毎日の食生活に取り入れてみてくださいね。

甘酒の3つの健康効果

【1】肌を健康に保つ

肌を構成するのに重要なビタミンB群を含む甘酒。皮脂分泌を抑えるという研究結果もあり、ニキビや黒ずみ、毛穴詰まり予防にもおすすめです。肌だけではなく髪にも関係していて、甘酒を継続して飲むことで髪ツヤがよくなったという報告もあります。

【2】腸内環境を改善

発酵食品である甘酒は、腸内環境を改善し、便通をよくしたり、消化吸収を促す効果が期待できます。同じ働きをするのもに、納豆やヨーグルト、チーズなどがあります。発酵食品は継続して食べることが大切なので、ほかの食品と一緒に定期的に摂取することが腸内環境を整えるポイントです。

【3】免疫維持に

免疫をつかさどる細胞の約70%は腸内にあります。腸内環境を整えることによって、免疫機能を正常に保ち、ウイルスや細菌から体を守るはたらきがあります。

炊飯器で作る!手作り糀甘酒の作り方

健康効果が高い甘酒ですが、市販品は塩分やカロリーが高いものもあります。甘酒は家庭で簡単に作ることができ、自分で作れば好みの甘さに仕上げることができます。ここからは炊飯器で作る甘酒レシピを紹介します。

材料(作りやすい分量分)

米こうじ
300g
1合
4合分

作り方

  1. 炊飯器に米を入れて、おかゆを炊く。

  2. おかゆが炊けたら混ぜ、60℃くらいに冷めたら米こうじを入れる。温度が高すぎると麹菌が死滅してしまうので注意してください。

  3. 炊飯器のふたを開け、ぬれぶきんをかぶせる。温度を50~60℃に保ち、時々かき混ぜながら5~10時間保温する。

  4. 清潔な容器に入れて冷蔵庫で保存。

ポイント

飲む際は水で割って飲むのがおすすめです。甘いのが好みの場合は、お好みではちみつなどを加えて飲んで下さい。冷蔵2週間、冷凍1ヶ月ほどもちます。

甘酒の作り方を知って毎日の生活に取り入れよう!

糀とともに健康維持に注目されている甘酒。夏は冷たく、冬は温めて1年中楽しめます。行事時だけではなく、ぜひ毎日の食生活に取り入れてみてくださいね。

矢崎 海里

矢崎 海里管理栄養士・フードコーディネーター・発酵食スペシャリスト

調理責任者の経験を生かしたレシピ作成のほか、栄養コラムや特定保健指導などを行っています。
道の駅や市場で地元の食材を見るのが好きです。

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