知って得する!揚げ物の温度を見分ける方法と適切な揚げ温度
ライフスタイル

知って得する!揚げ物の温度を見分ける方法と適切な揚げ温度

矢崎 海里
矢崎 海里 管理栄養士・フードコーディネーター・発酵食スペシャリスト
2021.07.14

みんな大好きな揚げ物。揚げ油の処理、油がはねたキッチン周りの掃除などは少し面倒ですが、時には揚げ物も食べたいですよね。

この記事では揚げ物の温度の見分け方や、食材ごとの揚げ油の適温などを解説していきます。

※この記事は、管理栄養士の「矢崎海里」さんがご紹介しています。

揚げ物の温度についての基礎知識

ハードルが高いが温度の知識をつけると料理の幅が広がる揚げ物

揚げ物はハードルが高い?

揚げ物とひとくくりにしても、素揚げ、から揚げ、フライ、天ぷらなど色々ありますね。

180℃付近:揚げ頃

200℃を越える:煙が出始めます。

230℃前後:引火点(火種があると発火する温度)

300℃を越える:煙が絶えず出る。

370℃付近:火種がなくても発火

こう見るとおうちで揚げ物はハードルが高いイメージもありますが、きちんと知識をつければ自炊の幅が広がります。

揚げ物の温度の見分け方

揚げ物の温度の見分け方

菜箸で比べてみる

低温(150~160℃)
菜箸を入れると先から油がチョロチョロと出る

中温(170℃)
菜箸を入れると油につけた部分全体から泡がふわふわ出る

高温(180℃)
菜箸を入れると油につけた部分全体から泡が勢いよくたくさん出る

天ぷらの衣で比べてみる

低温(150~160℃)
天ぷらの衣を入れると下まで沈んでからゆっくり浮き上がる

中温(170℃)
天ぷらの衣を入れると下まで沈んですぐに浮き上がる

高温(180℃)
天ぷらの衣を入れると途中まで沈んで浮き上がる

高温(200℃)
天ぷらの衣を入れると沈まずそのまま浮く

揚げものをする際はその場から離れず、温度に気をつけながら調理しましょう。

揚げる食材の適温について

食材によって適温がある揚げ物

主な揚げ物の適温

鶏肉のから揚げ 150℃
※2度揚げする場合の1度目の温度 

ドーナツ 160℃

春巻き 160℃

れんこんの素揚げ 160℃
※厚みのある素材

野菜のかき揚げ 170℃

フリッター 170℃

から揚げ 170℃

牡蠣フライ 180℃

とんかつ 180℃

揚げだし豆腐 180℃

竜田揚げ 180℃

魚介類の天ぷら 190℃

コロッケ 190℃

鶏肉のから揚げ 190℃
※2度揚げする場合の2度目の温度

魚・野菜のフライ 190℃

フライドポテト 200℃

揚げ物を頻繁にする方必見!油の替え時はいつ?

揚げ物を頻繁にする方必見!油の替え時はいつ?

油も酸化をしていく

揚げ物を頻繁にする家庭は、オイルポットに入れて何度か繰り返し使用しているかと思います。

油は高温で加熱し続けたり、金属に触れたり、油の中に不純物が混じることで酸化していきます。

油の交換のタイミング

  • 鍋の色が見えないくらい色が濃い
  • 中まで火が通らないうちに周りが焦げる
  • 何も揚げていなくても煙が出る
  • 油に粘りが出てとろっとする
  • 揚げ物の風味が悪くなる、異臭がする

油を長持ちさせるコツ

油を長持ちさせるためには、こまめに揚げカスをすくい、使用後は油を濾して冷ますことです。揚げカスはそのまま捨てると発火の危険があるため、水を含ませて冷ましてから捨てましょう。

新しい油をつぎ足しながら使うと酸化を送らせることができます。揚げ油はきちんと処理をして、おいしく揚げ物を楽しみましょう。

矢崎 海里

矢崎 海里管理栄養士・フードコーディネーター・発酵食スペシャリスト

調理責任者の経験を生かしたレシピ作成のほか、栄養コラムや特定保健指導などを行っています。
道の駅や市場で地元の食材を見るのが好きです。

矢崎 海里の他の記事はコチラ!

関連キーワード

\ Share ! ⁄