塩おすすめ10選【塩を使い分けて料理をより美味しく仕上げよう】
料理には欠かせない調味料である塩ですが、食卓で一般的に使われることの多い精製塩を始め、多数の種類が存在しています。料理の味付けは足し引きというように塩も使いわけたり量を調整するだけで旨味が増したり味が引き締まったりするものです。
今回はそんな塩の選び方についておすすめ商品と共にご紹介していきます。
おすすめの前に!塩とは?
塩は塩化ナトリウムを主成分とした調味料で、塩味をつける際に使われています。塩味をつける延長上として塩漬けなどの長期保存目的でも使用されており、料理の味付けとしてだけでなく、盛り塩やバスソルト・スクラブ・歯磨き粉など、幅広い用途で活躍している素材です。
主に岩塩の採掘もしくは海水を乾燥させて採取しており、その後の製法によって塩味や味わい・苦味などが変わってくる仕組みとなっています。
塩の製法を知ろう
精製塩
サラサラとした手触りで味にクセがなく、下味から料理の味付けまでマルチに使うことができます。
天日塩
天日乾燥させてつくった塩のことで、精製塩と同じくサラサラとしたタイプでクセがなくどの料理にも使いやすい味だと言えるでしょう。
再製加工塩
精製時ににがりを加えて仕上げられています。海外から輸入した塩をベースに作られている場合が多くメーカーによって味わいが大きく異なるのが特徴的です。
粗塩
粒が大きくて塩味が強いものもあれば粒が大きくても塩味が控えめというものもあります。どちらも素材の味を引き立たせてくれるので、粗塩は食材自体を楽しみたい時におすすめです。
【おすすめの選び方】塩は用途に合わせて選ぼう
牛肉や魚料理には中粒ー大粒の塩がおすすめ
塩はパウダー・小粒・中粒・大粒など様々ですが、牛肉や魚などの料理には塩味が感じられ、かつ脂が多くてもさっぱりと食べられる中粒〜大粒の塩がおすすめです。
白身魚や鶏肉料理には小粒の塩がおすすめ
比較的淡白で脂身の少ない白身魚や鶏肉などを取り入れた料理には、中粒〜大粒の塩よりも、比較的塩味が抑えられていて素材の甘みを引き立ててくれる小粒の塩がおすすめされています。
おにぎりやスープにはパウダータイプの塩がおすすめ
おにぎりやスープなどのちょっとした味付けには、溶けやすくフレーバーの種類も豊富なパウダータイプの塩がおすすめです。
塩おすすめ10選!普段使いから贈り物用まで厳選
① マルドン シーソルト
まろやかな口あたり!
マルドンのシーソルトは、220年以上も続く伝統的な製法で作られている塩で岩塩よりも柔らかくサクサクとした食感が特徴の1つです。塩分濃度の高い海水が使用されているのですが、丁寧な工程が繰り返され混じり気のないクリスタルカラーに仕上げられています。
サラダのトッピングとして使ったりパン生地に練り込んだりといった使い方がおすすめされており、味付け用というよりは味付け後の料理にに少量振りかけて味わい深くするといった使い方をされている方が多い印象です。
② BREZZO トリュフ塩
お手頃価格で本格的なトリュフの風味を楽しめる!
フランスの代表的な塩であるゲランドの塩とイタリアのトリュフをブレンドして作られた香り豊かなトリュフ塩です。ステーキやパスタの味付けはもちろんですが、お肉やフライドポテトに付ける付け塩として楽しむのもおすすめ。ごろっとしたトリュフチップが入っているのも魅力的なポイントです。
パッケージの高級感・おしゃれ度の高さからプレゼント用や自分へのご褒美として購入される方も多い傾向です。
③ カンホアの塩 カンホアの塩石臼挽き
天日干しで作られたミネラルたっぷりな塩!
ベトナムのカンホアにあるカンホア塩専用の塩田で作られた塩です。ベトナムの海塩はミネラルが豊富に含まれているのですが、このカンホアの塩は、なめらかな味わいが特徴的で使用時に溶けやすいタイプとなっています。
乾燥時は、太陽と風だけで干しあげられているので、海の香りに加えお日様の香りも感じられるのもこの塩の特徴の1つ。おすすめの使い方としては漬物や梅干し・お味噌などといった保存食への使用が挙げられます。
④ 青い海 沖縄の海水塩青い海
バランスの取れた味わいを感じられる!
沖縄生まれの塩の定番とも言える青い海は、糸満沖合約2000mから取った海水のみで作られていてしっとりとした質感が特徴的です。塩本来の塩味だけでなく、旨味やほのかな甘味も感じられ、素材や料理の味を引き立ててくれる塩です。
家庭での使用率が高いのに加え、和・洋・中どのジャンルでも使いやすいということから飲食店での使用率が高いのもこの塩の特徴のひとつです。お店と同じような味付けをすることが可能になっています。
⑤ ろく助本舗 ろく助旨塩
旨味がたっぷり凝縮された塩!
ろく助の塩は粗塩に干し椎茸や干しホタテ・昆布などの旨味出汁成分を加えて仕上げられた塩です。150gで1500円近くの価格帯ということで、塩の中ではかなり高級な分類になるかと思いますが、その分旨味はたっぷり。
塩の味がダイレクトに楽しめるおにぎりへの使用がおすすめされており、いつもとは一味違った美味いおにぎりを味わうことができます。和食料理への使用もおすすめで和え物や汁物・天ぷらなどの味付けとして取り入れても美味しいです。
⑥ シェフズチョイス ヒマラヤ岩塩
こだわりが詰まった高品質な塩!
ゴロッとロックタイプのヒマラヤ岩塩です。添加物や保存料・着色料などが一切入っていない混じりけのないピュアピンクソルトです。
パキスタンで採掘されている岩塩の中でもハイグレードな部分を採用しているということや品質衛生認証規格であるBRC認証取得工場で徹底した品質管理のもと加工されていることから、安心度の高い塩だと言えます。
健康志向な方やオーガニック食品が好きな方からの評価が高い印象なので、健康に気を遣いたい方におすすめです。
⑦ 海人の藻塩 海人の藻塩
海の香りが際立つ風味豊かな藻塩!
海人の藻塩はホンダワラという海藻と海水を混ぜ合わせて作られています。かつては高級品であるとされていた塩。そんな価値ある大切な食材を通気性の良い布袋に入れて持ち歩いていたという昔の人の考えを参考に、この海人の藻塩も布袋付きを採用しています。
基本的には天ぷらやお刺身など、和食の付け塩として藻塩の香りや風味を楽しみながら食べるのがおすすめですが、パスタの隠し味として使うのもおすすめです。
⑧ クレイジーソルト クレイジーソルト
アメリカでは定番!各国でも人気な万能塩
岩塩にペッパーやガーリック・オレガノ・タイムなどのスパイスやハーブをプラスして作られたマジックソルトです。
ハーブ類をたくさん揃えるとなると意外と良いお値段になったり、1人暮らしの方であれば使いきれなくてダメになってしまったりというお悩みが多いですが、このマジックソルトさえあればひと振りで料理の味付けをキメることが可能に。
肉・魚料理の下味・味付けとしてはもちろんですが、サラダにかけたり卵料理に使うのもおすすめで、シンプルな素材をホテル仕様な味付けで仕上げることができます。
⑨グルメミートワールド ミネルハーヴェスト塩フロッシー(粗塩)
1年の中で数か月しか収穫できない珍しい塩!
ミネラルハーヴェスト湖塩は、西オーストラリアの海岸450kmも離れた大自然の中で収穫された湖塩で、天然のミネラルが豊富に含まれています。素材に浸透しやすいという特徴があり、素早く素材の旨味を引き出してくれるので、時短料理をしたい方におすすめです。
湖塩ということで海塩と比較すると塩味が強め。海塩よりも少ない量で十分味付けすることができます。食用・バスソルト・土壌改良など幅広く愛用されている塩です。
⑩ 生活習慣病と戦う店ササヤ 天然塩あまび
昔ながらの製塩方法採用の塩!
大病を患ったことをきっかけに食生活を見直そうと思い立った店主が考えた天然塩あまび。沖縄の海水のみを使って作られた純国産の天然塩で減塩中の方や生活習慣病が気になる方など、健康志向の方に全般におすすめされています。
この天然塩あまびには何バリエーションか取り扱いがあるのですが、ジッパー付きタイプやワンタッチ式ボトルタイプなど普段の料理時に使いやすいパッケージが揃っているのも嬉しいポイントです。
お気に入りの塩を見つけよう!
今回は塩について選び方やおすすめ商品をご紹介してきました。普段何気なく使っている調味料でも知れば意外と奥深く、種類も豊富なので使い分けるとより料理を美味しく仕上げられます。ぜひ自分好みの塩を見つけてみて下さいね。